放送大学をやってる労務者の日記

放送大学の科目履修生からはじめてついに全科履修生になった労務者の記録です

日本史

奈良時代の下級公務員の暮らしがきつい

集英社版日本の歴史第4巻『天平の時代』には国立の写経機関とされる写経所の職員である経師の仕事と生活の様子が解説してあり、とても興味深かった。 まず経師は職場である写経所に住み込みで、自由に家にも帰れない。一日「十数時間」勤務して、休みは二、…

室町時代の社会 メモ

室町時代の村落の様子から当時の社会全体を考察 高野山領紀伊国名手荘検地の記録、広さ、田地の種別(上中下田)、地主、作人を記載、税金を計算米と銭(段別公事銭)で税を取る 地主:○○殿 (とのばら)、一般の農民ではない、在地領主(武士的な存在?)作…

室町時代の政治史 メモ

後醍醐天皇の旧領回復令鎌倉幕府が滅びるとき以前の状態に土地を戻す土地の所有権を保証するのは天皇(後醍醐天皇)一人にする→綸旨(りんじ)という文書で決めることにした→将軍を絶対に認めない 鎌倉幕府の権力の根幹は土地の権利保証だった後醍醐天皇はこ…

日本の古代中世を放送大学で学んで思ったこと

「日本の古代中世」を受講したものの、通信指導を提出しなかったせいで今学期は試験を受けられなかった。来学期はテキストで参考文献に指定してある本を読んでいきたい。そのときに考えたいこと、調べたいことを思い出すために、現時点での講義の感想をざっ…