放送大学をやってる労務者の日記

放送大学の科目履修生からはじめてついに全科履修生になった労務者の記録です

なんで放送大学をやっているのか

(また)途中でだらけてしまったときのために、最初に勉強を始めた動機を思い出して書いておきたい。また、履修し終わったときに当初の目的を達したのか、他に得たと思ったものがあったのか、振り返る材料になったらいいと思う。


2022年の1学期には3科目取った。

日本の古代中世

日本というものがよくわからない。どうして今あるような政治形態になっているのか(なってしまったのか)、それは変わらないのか。どうして今のような経済のあり方になったのか、商取引の慣行になっているのか。俯瞰する視点がずっと欲しかった。そうするには自分には知識がなかった。なので、考えるための出発点が欲しかった。それで日本の歴史の最初から勉強し直してはどうか、とおぼろげに思っていた。日本のわからなさを考えることは、結局、(大部分を)日本の社会で生きることを強いられている自分のわからなさを考えることでもある。そのわからなさに対するなんらかの考えるきっかけがほしかったのだと思う。


日本文学における古典と近代

21世紀でもっとも重要な職業、もっとも付加価値の高い職業の一つは詩人だと自分は思っている(なぜそう思っているのかは別の機会に書いてみたい)。日本語で新しいものを作り出すには、過去のコンテクストを踏まえている必要がある。過去のコンテクストを知るには、日本文学史を勉強するのがよい。そう思って、古典と近代の連続性について考えることができそうな講義を受講することにした。


文学・芸術・武道にみる日本文化

理由は上記の2つと同じ。